美意識

美しい、とはどういうことか。

美意識、美学とはどういうものか。

 

頭で考えても分からないのかも知れない。

 

今、やりかけていることのひとつは、自分のためではなく、これ以上被害者を産まないように、という思いで始めていることだ。

稼ぎ方に関する詐欺商材を引いた。その詐欺暴露記事だ。

 

表現が難しいものだと感じている。

書き方ひとつで自分と相手を加害者・被害者と位置づけ、彼らを糾弾する書き方ができるからだ。(というかそれが一般的な書き方になる)

 

しかし、加害・被害の関係性に立って相手を糾弾するやり方は、正直言って美しくない、と感じる。

またそれにより彼らが良い方向に進むとも思えない。

それならば販売者も、被害に遭った人も品上がれる書き方が何かできないだろうか。そんなことを考えてしまう。

 

おそらくは中々難しいことだし、そこまでやらなくても関係者は納得してくれるだろうと思う。

しかし困難に挑戦して自分の信念を貫かねば、何のために挑戦する意味があるのだ、と思ってしまう。

 

金儲けがどうのという低レベルな考えをする必要はない、と感じている。

むしろお金を意識すればたちまち流れが滞る。

わたし自身が金儲け、という低レベルな考えをしていないからだろう。

 

まずは与える。まずは伝える。

そうして発したものが返ってくる。その循環を受けて豊かになっていく。

そんな流れを期待していたではないか。

 

困難・苦難の道であることは重々承知の上。

そんなギリギリのやり取りをするからこそ、品上がり、神がかることができるものだ。